お米マイスターが伝授 おいしいお米の炊き方
(2022.08.25 更新)お問い合わせいただくことが多かったので今月はお米マイスターがこっそり教えちゃいます、美味しいお米の炊き方について勉強していきましょう♪
おいしいお米の炊き方 洗米編
ポイント① お水をフィルター変わりに使い余分な物をお米に吸わせないそれだけで味は変ります。
お米は水に触れるとものすごい速度で吸水します。
その際お米の周りについた匂いや汚れも一緒に吸ってしまうので
洗米は超重要ポイントの①!お米に水を入れるのではなく多めに
ためた水にお米を一気に入れ、汚れが浮いた水の上澄みを
素早く捨てる!その後、洗米を洗米も手早く行います。
おいしいお米の炊き方 水加減編
ポイント② 洗米後のお米をカップで図り同じ体積のお水で炊きます。自分好みの硬さを探せます。
家庭でのお米の保管場所でお米に含む水分量がまちまちになります。
ですので炊飯器の目盛りどおりの水加減が必ずしも最適とはいえません。
水加減は重要ポイント②!お米とお水の黄金比率を伝授。30分ほど
浸水したお米の水を滴らない適度にきり、浸水後のお米の量を計量カップで図ります。
そのお米の量と同じ量のお水で炊きます。
おいしいお米の炊き方 炊飯編
ポイント③ 5度の水温と25度の水温、20度の差があります。沸騰するまでゆっくりと炊くことで味は変ります。
重要ポイント③!冷水で炊くとふっくらご飯に表面にツヤがでます。 水温は毎日違います。そこで冷蔵庫で冷やした一定の水温で毎日炊くことで毎日美味しいご飯を
おいしいお米の炊き方 保管編
ポイント④ お米は直射日光、高温、多湿、匂いに敏感です。そんな場所は玄米・白米とも避けて下さい。
多くのご家庭がお米を置いている台所は、温度変化も大きく湿度も高くお米にとっては最悪な環境です。
お米は2週間くらいで使いきれる量を買うようにし、1週間分づつにお米を分けて保管します。
重要ポイント④!次回週分のお米ぐらいはチャック付の密封ビニール袋に小分けにし冷蔵庫に
精米したての味をキープできます。
白米と炊きあがりのごはんの保存方法
白米の保存方法
台所は自然と温度が高くなる場所です。冬場はあまり問題になりませんが、お湯を沸かしたりするので他の部屋よりも湿度が高く、
高温多湿の梅雨時期には保存場所として相応しくありません。 また米袋のまま置いておくのも保存には適しておりません。
お米の保存場所としては、「暗くて」、「湿度・温度」が一定しているところが適しています。 それは「冷蔵庫」です。
できればすぐに使う分以外は「プラスチック等の密閉の容器」や「ストックバック」に入れ 空気が入らないように「野菜室」に入れておく。
またはペットボトル (2リットル) に入れ、冷蔵庫の内側収納ポケット (ドアポケット) に 立てかけても良いと思います。
高温多湿はお米の大敵。 米びつを使う場合には、湿度の高い場所、熱気のこもる場所、水が飛ぶ場所は避けましょう。
さらに、「お米の継ぎ足し」はせずに、米びつが空になるたびに中を「きれいに」しておきましょう。
もし上記のような保存方法が面倒であれば、「こまめな購入方法」をお勧めいたします。
保存期間は、冬から春までは約 1ヶ月、梅雨から夏までは約2~3週間が目安です。
炊いたご飯の保存方法
一般的な炊飯器でのごはんの保存時間は炊き上がりから5~6時間が目安です。
ですが、やはり時間が経過するとともに、お米が黄色く変色し食味が落ちてしまいます。
できれば、炊き上がり後「密閉の容器」か「ストックバック」に詰めて、冷凍庫に入れてください。
またはラップに包むと次回は容器も洗わずに済むし簡単に食べられます。
食べる前に電子レンジで温めると、色の変色もなく炊き上がったばかりの食味に近いお米を
美味しく召し上がられます。
炊きあがりごはんの保存当日中 (朝炊いて夜食べる) であれば、おひつをお勧めします。
冷凍庫に入れずにそのままおひつで保存し、食べる前に電子レンジで温めてください。
(※暑い時期は冷蔵庫に入れたほうが良いでしょう。)
おひつは布巾や木肌が余分な水分を吸収してくれるので、炊飯器で長時間保存するよりも、
よりいっそう美味しく召し上がられます。 個人的には、このおひつ保存をしています。
「炊き方」と「保存方法」でこだわりのお米がワンランクアップします。